すべてが0になる 〜作者から〜

 まずはここまで読んで頂きありがとうございました^^
 しばらく間が置かれていて書いたミステリーというか
 ロジック遊びというか、いかがでしたでしょうか?

 実はこの作品を書くキッカケは意外なところにあるんです。
 それはあるチャットでの会話で発生しました。

「これをどう書こうかと思ってるんですけど」
 この一言からすべては始まりました。
 この発言をなさった方が
『お笑いの世界へ』に来られているZSKさん
 という方なんです。

 そしてもう一人の人物もキッカケになっております。
『スピアー予告中』の管理人で、私のミステリーにも投稿してくださっている
 ミニ・ゴールドバーグさん。
 まずはZSKさんがあるプロットを話してくれた事に端を発します。

「ある密室に理由がわからず閉じ込められた2人の人物がいて、
 その2人には1000pointの試練が課される。
 先に1000pointへ到達したものは生き残り、
 1000pointを先に取られてしまった者は死んでしまう。
 何故そのような試練が課せられるのか?
 黒幕は誰なのか?
 こういう設定で考えているんですが、短編にするか長編にするか、
 どうしたものか迷っているんですよね」という発言が出たんです。

 それを見たミニ・ゴールドバーグ氏は猫まっしぐらくらいの勢いで飛びつきましてw
「それ、是非書かせてくれませんか!?」ってな事を仰るわけです。
 ZSKさんが「あ! 是非書いてください」みたいになって、氏は書く事になりました。

 私ですか?
「かまさんも書きなさいよ!」的なS発言を受けて私も書く事になりましたw
 というのは嘘で、面白そうだから「私も書かせてください」と言ってOKいただいたんです。

 ミニ・ゴールドバーグさんは話を聞いた段階で
「構想ができあがりました。後は書くだけです」
 ってなバケモン的発言をされましてねw
 私は思わず画面を2度見してしまいましたから。

 でもプロットが良いだけに、私もある程度は構想が出ましてね。
『こりゃ書けるわ』とか思って実際書き始めたら、全くダメでw
 締めきりを10月31日に設定していたんですけど、
 フタを開けてみれば1週間前でも殆ど書けてない状態……。
 途中まで書いてたものをすべてかなぐり捨てて一から書きなおす事にしたんですw

 つまりこの作品は急ごしらえで出来あがったものなんですw
 手前で書いていた物は「どないだこれ!?」みたいな
 読んで頂いたもの以上に酷い内容だったんです^^;
 プロットが良くても発想の貧困な者にかかればこうもダメになるのかと痛感しました……

 話しは代わりまして、今回の内容について。
 今回は初めて死者が全く出ないパターンのミステリーになりました。
 実は以前から書きたかったのが死者が出ない、あっさり型のミステリーを書きたかったんです。
 それがギリギリの段階でできあがって自分なりには嬉しかったりもしてますw
 ダメな子ほどカワイイとは良く言ったものです。

 先ほども出てきたプロットの『1000』を使わなくてはと思い
 ゲームならなんとかなるなと思ったんですね。
 で、ゲームなら死者が出なくても良いかと。

 え?
 密室は? って?
 視覚的密室っぽくなってませんでした??w
 プロットが100%生かせてないって?
 ZSKさんから許可を得ました!w
「設定はそんなに気にしなくて良いですよ」って!
 ワガママを聞いてもらっての完成品です^^;

 最後になんですけど、ブログやら色んな物の更新について。
 ミステリーも、ひと段落ついたんで細々と再開しようと思ってますよw
 あんまり期待はされてないでしょうけどね^^;
 ミステリーも機会があればまた書きますしね!

 その時はまた楽して昔書いてたミステリーを引っ張り出してやりますw
 こんな管理人ではございますが、よろしくお願いしますね^^;

 そして、つたない文章を読んでくださった皆様。
 本当にありがとうございました!
 それではまた次の機会まで、ほな!^^




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